保証期間・トラブル対応・アフターケア 契約前に確認したいこと

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保証期間って?

脱毛サロンの広告を見るとよく「2年保証」「1年保証」などという言葉が書いてあります。
これは、脱毛開始の日から2年以内、1年以内であれば、何度でも脱毛の施術を行いますよ、という意味。脱毛終了後、2年、1年、ではありません。

脱毛の施術は2~3カ月に1回程度しか受けられませんから、2年保証ならだいたい10回前後、1年保証なら5~6回の施術ということになります。

実は、医療用のレーザーではない、一般のサロンで受けられる光脱毛の場合、個人差はあるものの、完全に毛をなくそうと思ったら、12回程度の施術が必要です。
つまり、1年保証の場合、1年の期間が終わっても毛が残っている状態になります。

契約前に必ず確認しておきたいのが、「期間終了後に毛が残っていて、施術を続けたい場合はどうなるのか?」ということ。

サロンによっては、「割引料金で追加コースに申し込めます」というところもあれば、「1ショット単位、1回単位で追加することができます」というサロンもあります。一方で新規で再契約が必要というところもあります(特に最初の契約が初回限定格安プランの場合など)。

最初の契約期間だけで、脱毛に満足がいくとは限りませんから、万が一追加で施術を受けたい場合には「いくらかかるのか」「追加できる単位はショットか、回数か、期間か」などを確認しておきましょう。

もちろん、最初の契約期間だけでも毛の本数は減り、薄くなるので、そこで満足であれば、追加で施術を受けずに終了することも可能です。

トラブルの時の対応をチェックしておこう

「数年経ってから毛が生えてきた!」
「妊娠したから一時期、脱毛をやすみたい!」
「脱毛で肌荒れしてしまった!」
「引っ越すため脱毛に通えなくなる!」

などのトラブルの際にどのような対応をしてくれるのかも必ず確認したい項目です。


数年後に毛が生えてきてしまったら普通は再度契約のし直しですが、サロンによってはアフターケアとして無料や格安で再施術をしてくれるサロンもあります。

また急な妊娠発覚で脱毛をお休みする場合も、一時的に休んで、出産後に再開できるサロンもあれば、妊娠でも病気でもとにかく契約期間のみ契約が有効、というサロンもあります。


脱毛による肌荒れの場合は、通常であれば提携医療機関で対処してもらえるようになっていますが、中にはそういった提携医療機関をもたない脱毛サロンもあるようですので、必ず確認しましょう。

医療機関ではないサロンが薬品などの販売を行ったり、肌荒れの治療をすることは法律的にNGですから、提携医療機関がない場合には、自分で病院を探さないといけなくなってしまいますので注意してください。


引っ越しなどの場合、大手のチェーンであれば、ほかの店舗で脱毛の施術を受けることができるケースが多いようです。

ただし、小さな店舗でチェーンが一定の地域にしかない場合や個人経営の脱毛サロンの場合は、引っ越した後も通える場所がないので、結局、払ったお金を無駄にすることになってしまいます。

そういった不測の事態に備えて、サロンの対応がどうなっているのか、必ず確認するようにしましょう。

契約前にこれも聞いておこう!

「予約を入れていたけど急な出張で行けない!」
「予約を入れていたのに熱が出てしまった」

などという場合、脱毛サロンの予約をキャンセルしないといけません。

通常の病院であれば、また別の日程で予約を取りなおせばよいだけですが、脱毛サロンの場合は2つ気をつけなければいけないことがあります。


1つ目は、予約が取りやすいかどうか。
サロンによっては、いつもお客さんがいっぱいで、なかなか予約が取れないサロンもあります。でも急な変更の際に予約が取りづらいと、2~3カ月に1度施術するという流れが崩れてしまいます。
体験脱毛の際に「予約は取りやすいですか?」と聞いても、サロン側の人間はイエスと答えますから、「平日の夜で、次にあいている日はいつですか?」などと聞いて、それが1カ月先、2カ月先となる場合には、予約のとりづらいサロンと考えてもよいかもしれません。


2つ目は、キャンセル料が発生するかどうか。
これもサロンによって、全然違うのですが、前日のキャンセルで500円、当日のキャンセルでは1000円など、施術量とは別にキャンセルペナルティを払わないといけないサロンもあります。
また、当日キャンセルの場合は、施術したとみなして、6回契約なのに5回分しか施術を受けられないサロンもあります。
もちろん、サロンのためにも効率のよい脱毛のためにもドタキャンはよくないのですが、万が一ということがありますので、必ず確認しておきましょう。


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