ブラジリアンワックスのデリケートゾーン脱毛

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激痛!ブラジリアンワックスのしくみ

映画「セックスアンドザシティ」で一気にブームになった「ブラジリアンワックス」脱毛。
海外セレブの間では本当に人気の脱毛方法です。

とはいえ、この脱毛方法、光脱毛などとは比べ物にならないほどの痛みをともないます。


なぜならこのブラジリアンワックスというのは、あの「脱毛テープ」と似たような原理の脱毛方法だからです。
「脱毛テープ」というのは、市販で売られているテープで、使い方はジェルを脱毛したい箇所に塗り、固まるのをまって一気に引きはがす、という脱毛方法。
使用後に肌に赤みが残ったり、毛穴が炎症を起こしたりなどの悪影響が報告されています。


ブラジリアンワックスはこれをサロンでやる、というもの。
まずは脱毛ジェルをあたたかい状態(約40度)で塗布します。あたたかさで毛穴が少し開いて、脱毛しやすい状態になります。
そしてジェルを固めます。そのあと、それをはがすと、固まったジェルに毛がついてくるので、脱毛できる、というしくみ。


ジェルはオーガニックのものを使っているサロンも多く、人体に影響はないとされていますが、無理やり引き抜く方法なので、肌の弱いかたにはおすすめできません

また、光脱毛のように半永久的に持続性のある脱毛ではないので、生えてきたら永遠に施術を繰り返さなければなりません。


ブラジリアンワックスのメリット

一番のメリットは、光脱毛とは違って毛や肌の色に関係なく、施術が行えるということです。

光脱毛の場合は、毛のメラニン色素に反応して、光が毛根にダメージを与えるという脱毛方法のため、メラニン色素の少ない毛(金髪など)は脱毛することができません。

また逆に肌にメラニン色素が多い場合(極端な日焼けや、肌の色が黒い人など)も脱毛は難しいでしょう。
※ほくろの場合は、ほくろをテープで隠して脱毛することで、ほくろ以外の部分は脱毛できます。


海外で人気なのもこの肌や毛の色を問わない、というのが一番の理由でしょう。

また、施術当日に毛をなくすことができるので、どうしても急ぎの場合にはよいかもしれません。


ブラジリアンワックスのデメリット

デメリットとしてはやはり痛み。

光脱毛でもデリケートゾーンは痛みの強い部位ですが、ブラジリアンワックスの場合は敏感な部分の毛を一気に引き抜きますので、痛みはかなりのものになります。
施術時に思わず、声をあげてしまうほどの痛みのため、痛み止めを飲んでから施術を受ける人も多いとか。

とはいえ、レーザー脱毛に比べれば痛みはマシで、さらに痛みが一瞬で終わるので、慣れてしまえば大丈夫、という意見もあるようです。
(でも光脱毛に比べたらブラジリアンもレーザーも激痛です)


ちなみに、光脱毛やレーザー脱毛の場合は、施術前にカミソリで剃ってしまっても大丈夫ですが、ブラジリアンワックスは短すぎると処理ができず、痛くない毛の長さは2cm程度とのこと。つまり、処理をしようと思ったらある程度の長さまで伸ばす必要があるのもデメリットと言えるでしょう。


さらにブラジリアンワックスで気をつけないといけないのは、「半永久的に持続性のある脱毛ではない」ということ。

施術当日から次の毛が生えるまでは、確かに毛が生えていない状態になりますが、光脱毛とは違って、持続力のある脱毛ではないので、毛は永遠に生え続けます。

よって生えてくるたびに施術が必要で、その期間は約6週間
6週間ごとに施術を続けないといけないので、2~3か月に1回の施術を2年ほど繰り返して半永久的に持続性のある脱毛である光脱毛に比べると施術回数は相当多くなります。
サロンに通い続けることができないと難しい脱毛法です。

最後に、ブラジリアンワックスのデメリットとして、ニキビができやすいということがあります。

毛穴が開いた状態で毛を引き抜いてしまうためか、施術後にニキビができてしまいがち。
せっかく脱毛したのにつるつるではなく、赤いニキビができてしまうのは悲しいですね。

ただこの赤みについては冷却効果のあるローションなどでひいてくるようです。



ブラジリアンワックスを考えているかたは、メリット・デメリットをよく考慮したうえで決めたいですね!

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