毛の周期について知ろう

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毛の生える周期を知らないと、ムダ毛処理はうまくいかない

ワキや脚のムダ毛を見ながら、ムダ毛がなくなった後のつるつるな肌を想像すると、ちょっとうれしい気持ちになりますね。

でも、もしお金をかけて脱毛したのに、自分の思い描いていた「脱毛後」のイメージと違ってしまったら…?

脱毛をする前にぜひ理解していただきたいのが「毛の周期」

この正しい知識があるかないかで、脱毛の種類や期間に対する理解度が変わってきますし、正しい知識を持っていた方が、納得のいく脱毛方法を選ぶことができます。
ぜひ、読んでみてください。

毛はどんどん生えかわっている

毛はずっと生えているように見えて、個人差はありますがだいたい2~4カ月の単位でどんどん生え変わっています。

実は100万~150万本もあるうちの約3分の2が皮膚の中にあるんですよ。
つまり、今、あなたの肌に生えている、「目に見える毛」は、全体の3分の1に過ぎないのです。

表面に見えている毛をいくら処理しても、次から次へとムダ毛ははえてきますから、
本当にムダ毛をなくしたいのであれば、毛抜きやカミソリによる自己処理ではなく、
毛の周期をきちんと理解したうえでサロンやクリニックで「脱毛」したいですね。

自己処理は肌荒れや埋没毛の原因にもなりますしね!

毛の周期は大きくわけて3つある

毛の生えるサイクルは大きく「成長期」⇒「退行期」⇒「休止期」の3つにわけられます。


<成長期> 毛根から毛が栄養をもらって伸びている時期。
成長期
        ↓

<退行期> 栄養がもらえなくなって抜けるのを待っている時期。
退行期
        ↓

<休止期> 毛が抜けてしまって毛穴だけになっている時期。
休止期

「脱毛」のしくみ

レーザー脱毛や、光脱毛は、この3つの周期のうち、「成長期」の毛の毛根にダメージを与える脱毛です。
ダメージを受けた毛根は、毛に栄養を送ることができなくなるため、毛が自然と抜けていきます。

でも、退行期や休止期の毛の毛根には、レーザー脱毛や光脱毛でダメージを与えることができないので、ダメージを受けていない毛根から、また毛が生えてきます。

そこでまたレーザー脱毛や光脱毛によって、毛根にダメージを与えます。それを繰り返すことによってだんだんと、栄養を与えることのできる毛根が少なくなり、ムダ毛が生えてこなくなるのです。

カミソリや毛抜き、ローラー脱毛や脱毛テープによる自己処理では、毛根にダメージを与えることはできません

一度は表面的に毛が見えなくなったとしても毛根は元気なまま残っているので、また次々と毛に栄養を送ります。
自己処理を続けても、ムダ毛が減らないのはこのためです。


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