すぐにやめて!ムダ毛の自己処理にはリスクがいっぱい!

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カミソリによる自己処理のリスク

女性なら誰でも一度は経験したことがある、お風呂で石鹸をつけてカミソリで剃る、という自己処理。
ご存じのかたもいらっしゃるかもしれませんが、実はこのお手入れ方法はデメリットだらけの方法なのです。




まず、お肌が傷ついてしまうのがカミソリ処理のよくない点です。お肌はとてもデリケート。カミソリの刃を直接あてると、水分が失われてカサカサになったり、表面のきめ細やかさがなくなってしまいます。
特に、俗に言う「逆毛剃り」(毛の流れに対してカミソリを下からあてること)をしたりすると、お肌はあっという間にカサカサになってしまいます。

たとえムダ毛がなくなったとしても、カサカサに荒れた肌はけっして魅力的ではありません。
年齢を重ねるにつれ、どんどんお肌の水分は失われますし、一度荒れてしまった肌を元に戻すのは本当に大変なこと。すぐにやめたいムダ毛処理の方法です。

また、カミソリでの処理の場合、毛の断面がまっすぐになるので、ムダ毛がより目立ちやすくなります。それに少しでも伸びるとチクチクしてきますよね。チクチクを隠すために処理を何度も繰り返した場合、元の状態よりも余計にムダ毛が目立ってしまうこともしばしば。これでは何のためのムダ毛処理かわかりませんね。

毛抜きや脱毛テープよる自己処理のリスク

処理後のお肌がカミソリ処理とは違ってチクチクしないことや、一度処理した後にしばらく毛が生えてこないことなどから、 多くのかたが選択している方法のひとつだと思います。
抜くときに多少の痛みはあるものの、 処理後のお肌がいっけんきれいに見えることも人気のひとつです。



確かにカミソリとは違い、毛を抜く場合には毛のチクチク感はありませんが、 肌の表面に出てきている毛は全体の3分の1しかないので、すべての毛を抜くことはできません。 すぐに新しい毛が生えてきて、また抜く…という繰り返しに陥ります。

このような処理を繰り返すと…

■1つの毛穴から2本の毛が生える
1つの毛穴から2本の毛が!

■炎症を起こしてニキビのように膿む
炎症が!

■毛穴の中に毛が埋もれて黒い粒のようになる
埋没毛に!
などと言ったことになりかねません。

実は、毛抜きや脱毛テープでの自己処理はカミソリ以上にお肌にも毛にも負担のかかる行為です。なんといっても、生えている毛を無理に引き抜くのですから。

ですから、お肌も大きなダメージを受けますし、毛根もダメージを受けます。炎症を起こしたり、毛が2本・3本と生えてしまったり、「埋没毛(皮膚の中に毛が埋もれてしまうこと)」になってしまったり、ということが起こるのはそのためです。

でも一番怖いのは、毛穴に雑菌が入ってしまうこと。特にわきの下やビキニラインの毛は太いため、無理やり抜くと毛穴が開いた状態のままになってしまい汗などに含まれる雑菌が入りやすい状態になります。
雑菌が入って、化膿するとひどい場合には皮膚科で患部を切開しなければなりません。ワキの場合には部分麻酔での手術になりますが、それでも痛みを伴いますし、ムダ毛のお手入れをできる状態ではなくなってしまいます!

カミソリにせよ、毛抜きや脱毛テープにせよ、自分での処理は効果が薄いだけではなく、肌に負担をかけて余計なトラブルを招き、結果的に「きれい」から遠ざかってしまう行為だということを自覚して、お肌に負担の少ない処理方法に切り替えたいですね。


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